p h o t o D
2 0 0 3

10/27 mon.

古い煙突のある街で。


見えないようで見えているもの。


空の色はコロコロと変わった。


さて、お前に乗っけてもらって何処へ行こうか...

あれ?フィルムがもう無いよ。





...と思ったらポケットの中にカラーポジが一本だけあった。


また海に来ている。小雨がパラついている。


夕暮れの砂浜を歩くと難破船。


近付いてみるとまた一人、傷付いた女がいたのだった。


振り返ると虹が出ているではないか。


そして夕焼け。何だか信じられないような光景だった。


誰もいない海辺の食堂で一日は終わる。


そして人生はつづく...