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12/14 sat. 続き

大阪にやって来た! #4...

胸が高鳴る。夕陽を背に受けて遠くにそびえ立っているものは一体何だ?


そう、太陽の塔だ。

みんなで万博公園の中にある美術館に畠山直哉写真展を観に行くことに。これもまた非常に興味深かった。そして太陽の塔の下へ向かう。


大阪万博に行くことができなかった俺にとってずっと憧れの存在だった。それは実に三十二年分の想いだった。


太陽の塔、そして宇宙と一体化する女それがあんこまん。


此処でこんな写真を撮れるなんてシアワセだね。


これは太陽の塔を撮る俺と、その俺を撮る八津谷氏をあんこまんが撮ったもの。


比奈さんはと見ればさっき捕まえた女の子を早速撮っていたのだった。


太陽の塔の少女その壱。


太陽の塔の少女その弐。

ふと振り返るともう一人、塔をじっと見つめる少女がいたのだった。しまった。連絡先聞くのを忘れていたよ...


その後しばらくの間俺も太陽の塔を見上げていた。言葉も無く。さあそろそろ行かないとな。気が付くと周りはすっかり暗くなってしまっていた。お月様と太陽の塔。


そして人生はつづく...