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「ヨーコとパパとママ」
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大阪の女ヨーコから何だか切羽詰まった感じの手紙を受け取る。
私は長く生きられないかもしれないから最期の家族写真をあなたに撮ってほしい。
どうしたらいいのでしょうか?みたいなことが書かれてあった。
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ちょうど今度大阪に行くからとりあえず電話をくださいと返信したら、
数日後彼女から電話が来て「あの時の私はどうかしてたみたいです」だって...
まあとにかくそういうことで彼女の家まで行った訳です。
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彼女は不思議な部屋に住んでいた。
まるで生活感の無い、例えて言うとカフェかアトリエのような部屋。
そのベッドすら無い部屋で彼女と彼女の家族の写真を撮った。
でも、何はともあれとても暖かい家族だということだけは分かって少しホッとしたのだった。
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2009.7/13
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