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「カノウホテル」
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創遥（sonata）にこの日初めて会った。
彼女もまた心に深い傷を持っているようだ。
だけどそれは彼女の創作の根拠となっているのだろう。
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この日は写真を撮る彼女と撮られる彼女、
両方の創遥を見た。
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何かを創るということ、それはひとつのエクスタシーだと思う。
エロスとは生きるエネルギーだ。
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創遥ちゃん、傷を売り物にしてはいけないよ。
生きて答えを見つけよう。
この世は確かにやるせないけどほら、見てみなよ。
看板に「叶ホテル」って書いてあるじゃん...
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2005.3/4
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